トイレ収納棚を取り付けるリフォームの進め方❢❢



トイレ収納棚を取りつけるリフォームのすすめ、暮らしを快適にするアイデアと実例

日々の生活で欠かせないトイレ。限られた空間の中でも、快適で使いやすい空間にするために「収納」はとても重要です。中でも、壁面やタンク上部を活用した「トイレ収納棚」は、見た目もすっきり整い、掃除もしやすくなるなど、多くのメリットがあります。


1.トイレ収納棚を設置するメリット

設置場所の種類と特徴

リフォームの流れと期間

費用相場と節約のコツ

実際の施工例

よくある質問と注意点

トイレに収納棚をつけるメリット

トイレ収納棚の取りつけには、見た目以上の実用性が隠されています。主なメリットは以下の通りです。


1.1 散らかりがちな小物をすっきり収納

トイレットペーパー、掃除用品、生理用品、芳香剤など、トイレに置いておきたいアイテムは意外と多いもの。収納棚を設置することで、これらのアイテムをすっきりと整理整頓できます。


1.2 見た目がすっきり&清潔感アップ

床に物が置かれていないだけで、空間は広く清潔に見えます。収納棚にアイテムをまとめておけば、掃除もしやすくなり、見た目の印象も格段にアップします。


1.3 家族構成やライフスタイルに合わせてカスタマイズ可能

棚の高さや奥行き、扉の有無などを調整すれば、子どもの取り出しやすさや高齢者の使いやすさなどにも対応できます。


2.設置場所と棚の種類

トイレの限られた空間を有効活用するために、収納棚の設置場所と種類を理解しておくことが大切です。


2.1タンク上部に設置する吊り棚

最も一般的なパターンで、壁に直接固定するタイプ。目線より上の位置に取りつけるため、床が広く感じられます。日常的に使うアイテムよりも、ストックの収納に向いています。


2.2 壁埋め込み型の収納棚

壁の厚みを利用して、奥行きの浅い棚を設置する方法。すっきりとした見た目が魅力ですが、構造的に設置できないケースもあるため、事前の調査が必要です。


2.3トイレ背面や横に設置する収納棚

ローシルエットのトイレでは、背面の空間を活用して収納棚を設置するケースが増えています。掃除道具など、取り出しやすさを重視するアイテムに向いています。


2.4可動棚タイプのユニット収納

将来的に使い方を変えたい、という方には、可動棚や組み立て式の収納棚もおすすめ。リフォーム会社にオーダーすることで、空間にぴったりフィットした造作家具をつくることも可能です。



3.リフォームの流れと工期

収納棚を設置するリフォームの流れは、以下のようになります。


ステップ1:現地調査・ヒアリング

まずは、現在のトイレの寸法や壁の下地の確認、コンセントの有無などをチェックします。家族構成や収納したいアイテムの種類もヒアリング。


ステップ2:プランニング・見積もり

希望の棚サイズ、素材、扉の有無などを反映したプランを作成し、見積もりを提出します。既製品を利用するか、オーダー棚にするかで価格が変動します。


ステップ3:施工

簡易的な吊り棚の設置であれば、半日〜1日程度で完了します。壁の補強や壁紙の張り替えを含む場合は、1〜2日かかることもあります。


4.費用の目安とコストを抑えるポイント

トイレ収納棚のリフォームにかかる費用は、設置内容によって異なりますが、以下が一般的な目安です。


棚の種類 費用目安 備考

吊り棚(既製品) 3〜5万円 工事費込み

オーダー収納棚 8〜15万円 素材・デザインで変動

壁埋め込み型収納 10〜20万円 下地補強・内装工事含む

コストを抑えるコツ

既製品を選ぶ:メーカー品を選ぶことでコストを大幅に抑えられます。

内装工事と一緒に:壁紙や床の張り替えと同時に依頼すると、トータル費用が抑えられることも。

補助金の活用:高齢者対応などのバリアフリー目的なら、自治体の補助金対象になるケースも。

実例紹介:Before → Afterで見る収納棚リフォーム

施工例1:狭小トイレでも圧迫感のない吊り棚

築20年のマンション。タンク上に既製品の棚を設置し、掃除用品やペーパー類を収納。白木調の扉つきで、清潔感のある印象に。


施工例2:造作棚でホテルライクな空間に

新築戸建て。壁面に凹みを設けて、収納棚を埋め込み。扉にミラー加工を施し、広さと高級感を演出。


5.よくある質問と注意点

Q1:賃貸でも設置できますか?

A:原則として、賃貸では壁に穴を開けるリフォームはNGですが、突っ張り式の収納棚やスタンド型の収納を使えば、原状回復も簡単です。


Q2:DIYで設置はできますか?

A:簡単な棚であればDIY可能ですが、壁の下地補強や水平の確保など、専門的な知識が必要なケースもあります。安全性を重視するならプロに依頼しましょう。


Q3:壁紙の張り替えも一緒にできますか?

A:はい、収納棚の設置と同時に壁紙の張り替えを行うことで、より一体感のある空間になります。



6.トイレ収納棚で最も重視すべきポイントと、その実現のための工夫


6.1「必要な物」が「すぐに取り出せる」こと

トイレにはトイレットペーパー、掃除道具、サニタリー用品、芳香剤など、意外と多くのアイテムが必要です。しかし、これらがすぐに取り出せない場所にあると、ストレスの原因に。たとえば、予備のトイレットペーパーが収納棚の高い位置にあり、手が届かない…という経験はありませんか?


収納棚は「見せたくないけど、すぐ取り出せる場所」に設けるのがベストです。座ったまま手が届く範囲、あるいは扉を開けてすぐの高さが理想。特に家族全員が使いやすいよう、棚の高さや開け方にも配慮することが大切です。


6.2「掃除しやすさ」=清潔感の維持

トイレは湿気や臭いがこもりやすく、埃や汚れがたまりやすい場所。収納棚のデザインや素材が清掃性を妨げるものであれば、すぐに汚れが蓄積し、見た目や衛生面にも悪影響を及ぼします。


たとえば、凹凸の多い棚や、床に直置きするタイプの収納は、ホコリや飛沫が溜まりやすく掃除が大変。また、素材によっては水拭きがしにくいものもあるため、「水拭き可能な素材」や「浮かせて設置できるタイプ」の収納を選ぶのがおすすめです。


6.3 見せない収納 vs 見せる収納

収納棚には、「隠す」収納と「見せる」収納の2種類がありますが、トイレにおいては基本的に“見せない収納”が優先されます。トイレットペーパーのストックや掃除用具など、生活感が出やすいアイテムは、扉付きの収納棚でしっかり隠すことで、空間の清潔感やおしゃれな雰囲気を保てます。


一方で、お気に入りの芳香剤やインテリア小物を飾りたい場合は、小さなオープン棚を設けるのも◎。ただし、埃が溜まりやすいため、「掃除がしやすい配置・サイズ感」を意識することがポイントです。


6.4 空間を圧迫しない収納設計

トイレは狭い空間が多いため、収納棚が大きすぎると圧迫感を与えてしまいがちです。だからこそ、「空間の奥行きや目線の高さ」を意識した収納設計が大切になります。


たとえば、壁面を活用した吊り棚収納や、タンク上のスペースを活かしたラックなど、省スペースでも収納力があり、かつ視線の邪魔をしない設計が理想です。収納量を確保しつつも、「圧迫感がないか?」を常に意識しましょう。


6.5 家族構成やライフスタイルに合わせて

収納の最適解は「万人に共通」ではありません。小さなお子さんがいる家庭では、いたずら防止のロック付き収納が必要な場合もありますし、高齢のご家族がいるなら、かがまずに取り出せる収納位置が求められます。


つまり、「誰がどのように使うか」を前提に設計することが、最も使いやすい収納棚をつくるコツなのです。


7.まとめ:収納棚は“空間の質”を決める主役

トイレ収納棚で1番肝心なことは、「使いやすさ」と「掃除のしやすさ」の両立です。この2つを満たすことで、トイレの快適さ・清潔感・美観はぐっと高まります。

ただ物を入れるためだけでなく、「どう見えるか」「どう扱いやすいか」を意識するだけで、トイレはもっと心地よい空間に変わります。あなたのご家庭にも、ぜひ最適な収納を見つけてみてくださいね。

「見せない収納」でトイレを快適に

トイレに収納棚を設置するだけで、日々の使い勝手や清掃のしやすさ、そして空間の見た目まで大きく変わります。リフォームというと大がかりに感じるかもしれませんが、比較的短期間&低コストで実現できるのが魅力です。

「トイレの収納に困っている」「片づけてもすぐ散らかる」と感じている方は、ぜひ収納棚の設置を検討してみてください。プロに相談すれば、あなたの空間にぴったり合ったプランがきっと見つかります。

トイレ収納棚で最も大切なポイントとは?~快適な空間づくりのカギ~

毎日何気なく使っているトイレ。しかし、その使い心地や清潔感は、実は“収納”によって大きく左右されることをご存知でしょうか?限られた空間だからこそ、収納の工夫が快適さや美しさに直結します。そして、トイレ収納棚を選ぶうえで最も肝心なこと。それは「使いやすさと清掃性を両立する配置と設計」です。

この機会に迷いがある方は収納棚を取り付けてみませんか❓😊気軽にハウスメイクスミレにお問い合わせください。6月もよろしくお願いします。